足利銀行横領事件の真相や結末!犯人大竹章子の現在は?【奇跡体験アンビリバボー】

10月31日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」では国内を震撼させた衝撃事件スペシャルということで2つの事件が紹介されます。

 

そのうちの1つで、1970年代7月某日関東近郊の銀行で一人の女性行員が2年間にわたって約2億円(現在の価値に換算すると3億8000万円)の横領事件である「足利銀行横領事件」が紹介されました。

 

3億8,000万円という大金なんてまずお目にかかれませんよね。

実は管理人は某金融機関に6年半勤めていましたが多くても1億円までしか目にしていません。

今の銀行ってなるべく支店内には必要最低限のお金しか置いてはいけないようになっていて、このような度重なる横領事件の歴史があって不祥事が起きにくいシステムに変わっていっています。

 

話が逸れましたが、足利銀行事件の真相や結末、そして犯人である女性行員の大竹章子の現在についてまとめてみましたのでどうぞご覧ください。

 

※ネタバレ注意!

 

 

登場人物

大竹章子

足利銀行横領事件の犯人(逮捕当時23歳)

昭和28年(1953年)に栃木県栃木市郊外に農業を営んでいた大竹家の次女として生まれる(兄弟は姉と弟がいる)

 

県立栃木商業高校で成績はトップクラス。さらにテニス部に所属しスポーツも万能だったので近所では評判でした。

昭和46年(1971年)高校卒業後に足利銀行の内定をもらい。栃木支店の貸付係(今でいう融資係)に配属された。

性格はまじめで明るく仕事も優秀で、さらに無遅刻無欠勤であったことから行内での評判も高かった。

 

阿部誠行

大竹章子の2歳年上。宮城県登米郡出身。

立正大に入学するも素行が悪くギャンブルに熱中するなどして2年時に中退。

千葉の自衛隊に入隊するも、素行の悪さは変わらず船橋の蕎麦屋に強盗に入り逮捕。

執行猶予中で懲役はなかったが、その後大竹章子と出会い結婚詐欺の手口で横領した金を受け取り続ける。

 

 

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足利銀行事件のきっかけや事件の真相

昭和48年(1973年)夏。

大竹章子が友人と東北旅行へ行く最中、東北本線の車内で阿部誠行と出会いました。

 

阿部は当時、「国家秘密警察員 石村」の偽名を名乗り、世界中で国家機密の活動をしていると嘘をついて大竹章子にコンタクトをとります。

その後、二人は交際しデートを何度も重ねていきました。

 

二人であっているうちに阿部は大竹に「国家秘密警察を抜けたい」と多額の借金を要求します。

最初のうちは大竹も手持ちのお金や預金を切り崩し、阿部にお金を渡します。

 

お金を受け取ることに味をしめた阿部は結婚を匂わし、さらに大竹からお金をせびり取ろうとします。

しかし、財産が底をついた大竹はついに勤める銀行のお金に手を出し約2年にわたって横領を重ね当時の金額で約2億円を阿部に貢いでしまいました。

 

しかし、そのお金の使い道は阿部の愛人に貢いでいたり、競馬情報会社やクラブの経営に回し贅沢な生活を送っていたという…。

 

 

 

横領の犯行の手口は?

大竹章子が担当していたのは定期預金を担保とした貸付係であった。

 

その職場の特徴を利用し、上司である貸付係調査役(一般的な会社でいう課長クラス)の印鑑をこっそりと借り手は何も記入していない白地の伝票や手形に押印し、それを自宅に持ち帰り名義や金額を記入しては職場の繁忙期を利用して現金化するという手口だった。

 

ちなみに今の銀行システムでは、架空の伝票を作り上げたとしても現金化するには複数回の検印を通さないといけない。

また、銀行の融資を受けたことがある人はわかると思うが、お金を借りる時は債務者(お金を借りる人)の預金口座に直接振り込むことになっており、直接現金を受け取ることができないシステムになっている。

 

さらに、そのお金の使い道(資金使途)は口座の流れを見ながら定期的に監視している(銀行による)ので当時の大竹章子がやった手口は現在ではすることができません。

 

 

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足利銀行横領事件の結末は?

事件発覚のきっかけは本部からの「抜き打ち検査」でした。

 

これはつまり銀行的にいうと「内部監査」というやつです。

この内部監査ってのは事前に知らされる場合と、知らされない場合があるんですよね。

今回発覚したのは「知らされない場合」であったために発覚しました。

 

昭和50年(1975年)7月20日、本部の監査員が次々と不審な担保貸付けの伝票を発見したことで、大竹章子が横領していたことがバレました。

大竹章子は詐欺および横領容疑で逮捕。

 

また、銀行が警察に届け出たことで阿部は愛人と逃亡しますが、同年9月17日石川県金沢市で愛人を逮捕。翌18日に東京五反田で阿部も逮捕されます。

 

阿部には有価証券偽装・同行使罪で懲役8年。

大竹には懲役3年6ヶ月の実刑判決が下されました。

 

 

大竹章子のその後と現在は?次のページへ。

 

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